はんどう 大樹たいき

私たちの生活をつくるのは政治。政治をつくるのは私たち。
一人ひとりが、この国の主役です。

と、どこに書いてありますか？
日本国憲法です。政治の作り方が書かれたルールブックが、憲法です。
私は、2013年から、憲法違反の政治がまかり通ってしまう現状に法律家としてだまっていられなくなり、憲法とは何か、政治はだれがどうやって作るのか、といったことを発信するようになりました。黙って見過ごしていたら取り返しのつかないことが起きるのではないか、後々「パパはあのとき何しよったん？」と娘から言われる日が来たらいやだ、と思いました。
憲法や時事問題をどのようにわかりやすく伝えるか、1年も2年も試行錯誤し、「ライオン＝国家権力」「憲法＝檻」にたとえるアイデアを思いつきました。『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』(かもがわ出版、2016年)という本を出し、講演活動を全都道府県で展開してきました。
小中学校、高校、大学法学部、自治体、弁護士会、さまざまな政党・団体、有志の方など、さまざまな方から講師にお招きいただきました。弁護士業務が完全に傾ききってしまうまでに、全力で頑張ってきました。
が、いくら頑張っても、私個人の活動では限界があることも痛感しています。そこで、この度、政治の世界へ踏み出す決意をしました。政治のつくり方を教える教育の仕組みづくり、これは政治の仕事です。
改憲問題などを議論する国会の憲法審査会でも、モノ申したい。
私だからこそ、できることがあります。